一般記事

紀伊山系 エイト・気象協会JVで 天然ダム氾濫予測等危険度解析

2021.4.17 近畿地方整備局

近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、「紀伊山系天然ダム氾濫予測等危険度解析業務」の簡易公募型プロポーザルで、エイト日本技術開発・日本気象協会JV(岡山市北区津島京町3―1―21)と5539万6000円込(予定価格と同額)で契約を締結して業務を委託した。
 業務は、平成23年台風12号により紀伊半島で発生した天然ダム発生箇所のうち湛水池が残存する長殿地区等について、既存の観測機器の維持管理・観測データ整理を行って水収支を把握し、水位予測計算プログラムを運用して降雨時の湛水池水位変動による天然ダムの崩壊危険度を判断するための基礎資料を作成することを目的とする。
 業務場所は五條市大塔町清水~十津川村内原。主な業務内容は①計画準備1式②観測機器の維持管理1式③観測データの整理及び解析1式④天然ダム越流浸食の検討1式⑤降雨状況通知システムの運用保守1式⑥報告書作成1式。委託期間4年2月28日。
 技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に25者から入札説明書等のダウンロードがなされ、1者から参加表明書の提出があり、その参加資格を有する1者から提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。

会員登録
一覧に戻る