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紀伊山系 建設技術研究所に委託 土砂流出活発期対策予備計画

2021.4.15 近畿地方整備局

近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、簡易公募型プロポーザル「紀伊山系中期(土砂流出活発期)対策予備計画業務」について、建設技術研究所大阪本社(大阪市中央区道修町1―6―7)と4400万円込(予定価格と同額)で契約を締結して業務を委託した。
 業務は、紀伊山系直轄砂防事業管内における熊野川流域(熊野川上流端~熊野川河口)を対象として、短期(一連の降雨継続期間)若しくは深層崩壊による大規模土砂生産イベント後の中期(土砂流出活発期)土砂流出対策に係る予備計画を策定することを目的とする。
 業務場所は天川村~和歌山県新宮市。主な業務内容は①計画準備1式②資料収集・整理1式③中期土砂流出対策の計算モデル準備1式④中期土砂流出対策の被害想定1式⑤中期土砂流出対策に係る施設配置計画の作成1式⑥中期土砂流出対策に係る便益・費用・費用対効果の試算1式⑦総合検討1式⑧報告書作成1式。委託期間4年2月28日。
技術提案書の提出希望者を公募したところ申請期間内に27者から入札説明書等のダウンロードがなされ、2者から参加表明書の提出があり、その参加資格を有する2者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、建設技術研究所の提案が他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。

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