近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、簡易公募型プロポーザル「紀伊山系事業評価資料作成業務」について、建設技術研究所大阪本社（大阪市中央区道修町１―６―７）と４９５０万円込（予定価格と同額）で３月２２日に契約を締結して業務を委託した。
　業務は、新規事業採択より５年が経過した紀伊山系砂防事業において、公共事業の効率性及びその実施過程の透明性の一層の向上を図るため砂防施設の配置計画案を検証し、その整備による費用対効果の分析と水害の被害指標分析を行ったうえで、事業再評価に向けた資料を作成することを目的とする。
　業務場所は天川村～和歌山県白浜町。主な業務内容は①計画準備１式②資料収集・整理１式③施設配置計画の効果検証・策定１式④事業評価における中期的な計画の策定１式⑤費用対効果分析１式⑥水害の被害指標分析１式⑦事業評価資料作成１式⑧総合検討１式⑨報告書作成１式。委託期間１０月２２日。
　技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に２１者から入札説明書等のダウンロードがなされ、１者から参加表明書の提出があり、その参加資格を有する１者から提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。