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長大テックで設計 高510号線1号橋橋梁補修

2021.2.18 大和高田市

 大和高田市は、「高510号線1号橋橋梁補修設計業務委託」の一般競争入札を落札した長大テック奈良事務所に業務を委託した。設計協議は当初・中間1回以上・最終の標準3回以上行う。
業務場所は大字今里川合方・大字今里。橋梁はRC造T桁橋橋長11・5㍍幅員5・3㍍。令和元年8月に定期点検を行い、主桁・横桁・床版に鉄筋露出が、支承に腐食及び機能障害が見られ、構造物の機能に支障が生じる可能性があり「早期に措置を講ずべき」としている。委託期間3月24日(市議会の予算繰越承認を得た場合は5月31日まで期間延長を行う)。業務内容は次の通り。
 【現地調査】
 ▽現地踏査=上下部構造物の部材寸法を測定し、橋梁台帳との照合を行う。
 ▽点検調査=上下部構造物のコンクリートの剥離等による断面欠損・摩耗・浮きとクラックの位置・長さ・幅及び鋼部材の腐食状況等について点検調書との確認を実施する。また、点検調査を分析し、補修工法の検討に必要な調査の提案を行う(調査実施は設計変更の対象となる)。
 ▽図作成=以上の結果をとりまとめて「損傷図」を作成する。
 【補修設計】
 橋の現況機能を回復する補修工法を複数案作成して各案を比較し、そのうえで施工性・経済性を考慮して最適工法を決定する。併せて概算工事費を算出する。決定した補修工法について補修詳細設計(設計計画、設計図、数量計算、施工計画等)を行う。
 【施工計画作成】
 構造物の規模と交差状況及び計画工程表・施工順序・施工方法・資材部材の搬入計画・仮設備計画など工事積算に当たって必要な計画書を作成する。

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