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さくら広域 近畿工業と約34億で随契 新ごみ処理施設整備工事
2021.2.10 組合
さくら広域環境衛生組合は、入札不調とした「さくら広域環境衛生組合新ごみ処理施設整備工事(工)第2―1号」について、1月28日に組合総会を開催し、応札していた近畿工業と34億1000万円込で随意契約した。令和5年度内の稼働をめざす。
工事場所は大淀町西増。工事内容は熱回収施設(21t/16h)1式、リサイクル施設(6・7t/5h)1式、その他場内付帯施設1式。設計は日産技術コンサルタントが担当。工期5年7月末日(施設竣工)、5年9月末日(運転指導)。
同組合は、吉野広域行政組合と南和広域衛生組合の2施設が、一部を除き稼働後20年以上経過して老朽化が著しく、施設運転に係る地元協定期限があることから、早期に1施設に統合整備するために、28年4月に岡下守正大淀町長を管理者として設立。吉野町・大淀町・下市町・黒滝村・天川村・川上村・東吉野村の7町村で構成していたが、現在は吉野町が脱会して構成町村は6となっている。