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紀伊山系 2月12日まで参加受付 土砂移動自動検知報知技術調査 ハイドロフォン土砂移動状況調査も
2021.2.6 近畿地方整備局
近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、「画像・振動による土砂移動自動検知技術を用いた報知技術調査業務」「ハイドロフォン等による大規模崩壊後の土砂移動状況調査業務」の2件に簡易公募型プロポーザルを適用して公示した。参加表明書を2月12日正午まで、技術提案書を3月5日正午まで受け付ける。説明書等は2月12日まで交付する。
参加資格は単体企業、同一の組合または同一の設計共同体で、近畿地方整備局(港湾空港関係を除く)における令和3・4年度一般競争(指名競争)参加資格の定期受付の受付期間中において希望業種を土木関係建設コンサルタント業務として申請していること―など。申込先及び交付場所は奈良国道事務所内の近畿地方整備局総務部総務事務センター奈良・三重分室(電話0742―88―7830)。ともに委託期間4年3月31日。
【画像・振動による土砂移動自動検知技術を用いた報知技術調査業務】
業務は、紀伊山系砂防事務所管内における土砂移動現象の監視・観測体制の効率化を図るため監視映像による土砂移動や雨量の把握方法を検討するとともに、大規模土砂移動検知システムの健全性を確保するための観測局の点検や検知システムの警戒避難への活用方法の検討を目的とする。
業務場所は五條市~和歌山県那智勝浦町。主な業務内容は①計画準備1式②監視カメラ映像による土砂移動検知方法の運用及び高度化1式③監視カメラ映像による雨量計測方法の検討1式④大規模土砂移動検知システム観測局保守点検1式⑤土砂移動に伴う地盤振動の再現解析1式⑥高感度地震観測網の震度データによる河川流量の推定方法の検討1式⑦専門家への意見聴取1式⑧報告書作成。
【ハイドロフォン等による大規模崩壊後の土砂移動状況調査業務】
業務は、紀伊山系砂防事務所管内における土砂移動及び水の流出実態を把握するために流砂水文観測や出水時の流出状況調査及び河床変動調査を実施するとともに、観測データや調査結果の整理・分析を行うことにより、紀伊山系の流域特性や河川の非一様性(支川合流、蛇行)に伴う土砂と水の流出特性と、大規模土砂生産後の土砂流出状況を把握する手法について検討し、今後の砂防計画策定及び土砂管理計画検討の基礎資料とすることを目的とする。
業務場所は五條市~和歌山県新宮市。主な業務内容は①計画準備1式②資料収集・整理1式③流砂水文観測1式④熊野川流域における水と土砂の流出状況調査1式⑤総合検討1式⑥報告書作成。