一般記事

恒久対策内容を検討 馬見丘陵公園渋滞対策等 駐車場有料化へ実施方針と運営内容

2026.3.17 県中和公園事務所

 奈良県中和公園事務所は、馬見丘陵公園で令和7年秋のイベント時に実施した社会実験結果及び過去に実施した調査結果から、馬見丘陵公園周辺の渋滞対策及び駐車場有料化に向けた実施方針及び運営内容について、検討するための資料整理及び事例収集と費用算出等を実施する。
 馬見丘陵公園ではイベント期間等に周辺道路で渋滞が発生する等の問題が生じている。また、近年の物価や人件費の高騰により公園の維持管理費用の確保が問題となっている。これらの問題を解消するため7年10月のイベント時に渋滞対策及び駐車場有料化の社会実験を日本工営都市空間奈良事務所に委託して実施し、調査結果をとりまとめた。
 一般競争入札「馬見丘陵公園渋滞対策等恒久対策検討業務委託(馬見丘陵公園にぎわいマネジメント事業(補助公共・社会資本)他)第1―70―A1―委1他号」を4月2日に開札して業務を委託する。業務場所は河合町佐味田、広陵町寺・大野・三吉。業務は恒久対策検討業務1式。委託期間12月25日。予定価格1175万9000円込、調査基準価格943万8000円込。担当は公園課整備・運営係(電話0745―56―3851)。業務内容は次の通り。
▽計画準備=業務の目的・主旨を把握したうえで業務内容を確認し、業務計画書を作成する。
▽関係資料収集=過去に実施した各種調査結果及び馬見丘陵公園で実施したイベント時の調査結果を収集し、わかりやすくとりまとめる。
▽渋滞対策案の検討=馬見丘陵公園周辺の道路渋滞対策のため公園内の各駐車場の満空情報を提供する情報の取得方法と来園者や車で来園する人への情報提供方法及び提供内容について他の事例を収集し、費用対効果を示したうえで複数案検討する。満空情報はリアルタイム情報及び予測情報についても検討する。
▽駐車場有料化に向けた実施方針及び運営内容の検討=馬見丘陵公園の駐車場有料化について社会実験結果及び駐車場の形状と駐車場周辺道路の状況を、さらに最新の技術の動向を踏まえて事例収集を行い、駐車場料金管制設備と出入庫管制設備の設計を行う。また、設置費用及び維持管理費用も含めた概算費用を算出すること。人力による料金徴収も1案として駐車場内の徴収方法・安全対策・人員配置案を作成し、必要コスト(配置人件費、発券、集金、精算にかかるコスト)を算出する。有料化に際して有料化実施期間・金額設定・徴収方法について他の事例を収集し、収入が見込めて来園者の理解を得るための設定案を複数案検討する。また、各案に対して概算収入額を算出する①各設備案に対して費用対効果の検証を行う②各設備案に対して長所及び短所の整理を行う
▽公共交通利用促進のための実施内容検討=公園内の移動支援として休日やイベント時に園内のカート運行を実施しているが、輸送人員が少ないことと、法的・構造的な問題から緑道を運行できていない。南北に長く、園内を自転車の走行ができない馬見丘陵公園での移動支援策を他の事例を収集し、移動支援策を複数案検討する。
▽報告書作成=業務の成果として報告書と概要版を作成する。

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