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最終的な判断は次回へ クリーンC建設計画策定委

2026.2.3 奈良市

奈良市は1月29日に「第72回奈良市クリーンセンター建設計画策定委員会」を開催した。当日、委員会には非常に多くの傍聴者が集い、地元住民にとって注目となった。
 今回の委員会では、市からの諮問事項である神殿町周辺地域の取り扱いついて議論。昨年12月に、明治自治協議会が新クリーンセンター建設の候補地として、検討する余地があると提言。同委員会も、この提言を踏まえて神殿町周辺地区を「検討地」とすることとして、市に答申していた。しかし、今年1月15日付で明治自治協議会から提言を撤回する旨の文書を受領。この撤回は、同委員会における審議の前提に影響すると判断され、改めて市から委員会へ同地区の取り扱いについて諮問が出された。
 出席した委員からは、地元住民の混乱を理解し、神殿町周辺地区を検討地から取り下げに賛成する声が多数上がった。一方で、現クリーンセンターでは施設の老朽化により1年間に億規模を投じて、修理を行い稼働止めないように身を粉にしている職員のことも理解してもらいたいという意見もあった。また、この20年間でクリーンセンターも進歩しているため、改めて学ぶ機会を設け委員・住民全員が施設への理解を深めていきたいとの考えもあった。
様々な意見があったものの、欠席した委員がいることも考慮し、今回の委員会では最終的な決定に至らず、次回への持ち越しとなった。決定の持ち越しについて、中川幾郎委員長は「今回で結論を出すのは性急に思われる。もう一度委員会での検討を踏まえて、決定すべき」と説明。今回の委員会で最終的な決定が下されなかったことに対し、傍聴席からは即時判断を求める声が上がっていた。次回日程は、今後調整後通知する予定となっている。 
 委員会では、まず住民団体「ストップ!神殿クリーンセンターの会」からの陳述があり、それに対する委員からの質疑の後、委員での議論となった。
 ストップ!神殿クリーンセンターの会は、神殿町と北永井町を検討地からの除外を強く要望しており、検討地・候補地並びに関連するいかなる施設の候補地となることに反対する姿勢を示している。

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