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県文化振興課 コンセッション方式で 文化会館公共施設等運営事業者募集 2月20日~27日参加受付
2026.1.13 県文化・教育・くらし創造部
奈良県地域創造部文化振興課は、「奈良県文化会館公共施設等運営事業」を行う民間事業者を、PFI法に基づく公共施設等運営権を設定するコンセッション方式により募集している。県文化会館は改修工事を進めており、令和10年4月1日に供用開始予定。
9年3月末に施設引渡し、実施契約締結日~運営期間開始日の 前日が開業準備期間、運営期間開始日から15年後の応当日の前日が運営及び維持管理期間。履行期限25年3月31日。委託料上限金額は52億8751万7000円込を限度とする。担当は文化振興係(電話0742―27―8478)。
県文化会館は「地域ぐるみの音楽活動拠点」「ジュニアオーケストラの活動拠点」「JapanNationalOrchestra株式会社(JNO)との連携協定に基づく音楽活動の展開」などを背景として、「クラシック音楽を中心とした質の高い舞台芸術の鑑賞・創造・発信」という目的を実現するための改修を、令和9年度中のリニューアルオープンをめざして進めている。
文化会館整備工事は奥村・淺沼・大日本・山上JVの施工により工期9年3月19日で工事中。工事場所は奈良市登大路町。工事概要は文化会館整備工事(RC造一部S造地下2階地上3階建延べ面積約1万8112・62平方㍍)、小ホール新築工事、耐震補強工事、特定天井改修工事、国際ホール改修工事、中庭屋内化工事、外部階段除却工事、エレベーター設置及び改修工事、エスカレーター設置工事、内装改修工事、内外部改修工事、前庭東部階段再整備工事、敷地北東部擁壁改築工事に係る建築工事、電気設備工事、機械設備工事、昇降機設備工事、舞台演出設備工事及び舞台音響設備工事。設計は綜企画設計が担当。
応募者は単体企業または複数の企業によって構成されるグループで、平成27年4月1日以降に元請として運営業務の担当企業はホール・劇場・音楽堂の運営業務、維持管理業務の担当企業は公共施設の維持管理業務を実施した実績を有していること―などが条件。
参加表明書及び資格審査に必要な書類と3月下旬頃に行うJNOとの対話の申込を2月20日~27日正午に、4月下旬頃~5月上旬頃に開催する競争的対話の申込を4月上旬頃に、提案書類を5月下旬頃に受け付ける。7月頃に優先交渉権者の選定及び公表と基本協定の締結、10月頃に実施契約の締結と事業開始。PFIアドバイザリーはEY新日本有限責任監査法人が担当。
事業場所は奈良市登大路町6―2、34―1、82の県文化会館(駐車場、前庭、広場を含む敷地内)。特定事業として①統括管理業務②開業準備業務③運営業務④維持管理業務を行うほか、任意事業として事業期間中に本施設の価値を高め相乗効果が期待できる事業または運営資金獲得に資する事業について関係法令を踏まえたうえで行うことができる。
県文化会館は、近鉄奈良駅と県庁舎及び県立美術館との間に位置し、昭和43年に完成・開館した。これまでクラシックコンサートや講演会と展覧会等が開催され、多くの人々に利用されてきた。建設から55年以上が経過して耐震性能や老朽化等の問題を解消するため改修工事を進めている。改修工事は、国際ホールの耐震化とともに音響性能の改善を図る改修を実施、新たに約350席の音にこだわった本格的なシューボックス型音楽小ホールを設けるほか、新たに音楽練習室やスタジオとエントランスやアトリウム等を整備するもの。
改修工事後の施設の運営手法として民間事業者の創意工夫及びノウハウ等が充分に発揮できることを目的としてコンセッション方式を導入する。民間活力の活用に期待する事項として▽県民の鑑賞・活躍機会の増加・音楽の殿堂としてのブランド確立の実現▽新たな利活用・サービス提供による地域の活性化へ寄与▽効率的な運営と良質なサービス提供の両立―の3点を期待している。
