一般記事

アクセス路線の拡幅優先など 過疎地域持続的発展計画(案)

2025.12.26 下市町

下市町は「下市町過疎地域持続的発展計画(案)」についてのパブリックコメントを実施する。素案は財務管理課とホームページで閲覧に供する。意見の受付は1月8日までで、郵送またはFAX、メール、持参で受け付ける。提出先は財務管理課(電話0747―52―0001)。
同町の人口は昭和25 年の1万5877 人をピークに年々減少を続けており、今後も人口減少と少子高齢化は進むと予想される。また、主要産業である木工品を主体とした地場産業や農業、そして製材加工までも含めた林業は、木材需要の落ち込みや輸入品の増大などから、長い間低迷を続けており林業従事者の減少や高齢化などから、荒廃する山林も年々増加傾向にある。
 行財政については、景気の低迷や人口減少等による税収の減少、地方交付税の減少等により、自主財源・一般財源の確保が困難な状態が続いている。限られた財源の範囲で、高度化、多様化しながら増大する行政需要にいかに対応していくかが今後の大きな課題。
平成28 年度に丹生バイパスが開通し、町内を走る国道についての大きな事業は一応の完成となったが、町中においては狭隘箇所が多く、大型車同士の対向が困難な箇所があり、観光シーズン等には交通渋滞を生じ、住民生活にも大きな影響を与えている状況。徐々に改善傾向にはあるが、今後も継続的に町道と併せて新設・改良が必要。橋梁についても、老朽化した橋梁等が点在することから計画的な整備が必要となっている。

会員登録
一覧に戻る