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町にふさわしい基本方針策定へ リレーC広陵跡地利活用検討
2025.12.11 広陵町
広陵町は、去る10日「第1回リレーセンター広陵跡地利活用検討会議」を開催した。同会議は、ごみ処理町民会議の提言を受理した令和6年3月21日から3年が経過する9年3月20日までにリレーセンター跡地利用について正式に決定しなければならないため、7年度~8年度に基本方針について検討を行うもの。
会議冒頭、吉村裕之町長が「リレーセンタ―解体後の跡地は、住民の生活に直結するものと考えている。会議での検討を経て、町にふさわしい跡地の基本方針を策定していきたい」と挨拶。その後、座長・副座長が選任され、議題に移った。
第1回となる今回は、リレーセンター広陵跡地の利活用に係る検討の経緯について概要の説明、基本方針の検討に向けて同町の課題やニーズに沿って委員が活用に対する意見を交わした。
対象エリアであるリレーセンター広陵は、大字古寺81番地に位置し、土地面積約2万8000平方㍍、建ぺい率70%/400%。周辺には広場や体育館等のスポーツ施設が立地しており、地域住民の健康増進や交流の場となっている。一方で対象エリアが市街化調整区域となっていることから、開発の自由度は低く土地利用の選択肢が限られている。浸水想定区域に関しては、想定最大規模の浸水想定は葛城川で0・5~3・0㍍未満とされている。0・5㍍未満の浸水では、1階部分の浸水被害のリスクがある。
