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中央公園体育館の大規模改修計画など 教育大綱(案)への意見募集

2025.11.18 下市町

下市町は「下市町教育大綱(案)」に関する意見を募集している。意見は12月26日まで受け付けており、大綱(案)は教育委員会事務局(下市観光文化センター)と町ホームページにて閲覧に供する。担当は教育委員会事務局(電話0747―52―1711)。
同大綱(案)は「変化を前向きに受けとめ、新たな時代を生き抜く子ども」「国際社会に目を向けながらも、これからの『下市』を築いていく子ども」を目指す子ども像とし、令和12年度までの5年間を取組期間としている。
 同町の園・学校教育において、子どもの数が減少する中で効果的な教育をどのように安定的に進めていくのかは、町の未来にとっても重要な課題。そのため、令和2年度から幼稚園・保育園一体型の町立こども園を開園した。さらに、5年度には義務教育学校「下市あきつ学園」を開校し、15年間切れ目のない「誰一人取り残すことのない学び」の実現を目指している。また「地域の園・学校」「地域の宝である子どもたちを学校・家庭・地域で育てる」という考え方のもと、地域・スクールコミュニティーの輪を広げ地域への愛着と誇りをもち、高めていく必要性。子ども達が未来を創っていく主役として、可能性を最大限に引き出す教育を推進することが大切とする考えとしている。そのために、日々の授業づくりの工夫・改善を行って基礎的な学力の定着を図り、子ども達自ら課題を見つけ、自ら考え、よりよく問題を解決する資質や能力を育む方針。今後さらに5年間で「教育先進の町・下市」へと歩みを進めて行く。
このほか、社会教育については生涯スポーツ活動の推進と活動拠点の整備や文化・芸術活動の継承と創造、地域の教育力向上を推進する方針。スポーツ活動に関しては13年度に国民スポーツ大会が奈良県で開催され、同町では銃剣道競技が開催される。町民にとっても、スポーツ活動が持続可能になる場所として下市中央公園体育館の大規模改修の計画を進める考え。

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