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近畿技術事務所 近畿地整点群データ活用推進等 国際航業で業務進む 直轄国道データ共有へ概略設計

2025.11.13 近畿地方整備局

 近畿地方整備局近畿技術事務所は、簡易公募型プロポーザル「近畿地方整備局点群データ活用推進等業務」について、国際航業大阪支店(大阪市中央区南船場)と2297万9000円込(予定価格と同額)で契約して委託、業務を進めている。
 業務は、近畿地方整備局が所有する直轄国道の3次元点群データの共有と有効活用を目的としたシステムについて、概略設計等の検討を行うもの。委託期間8年3月23日。
主な業務内容は▽計画準備▽システムの本格運用に向けた課題への対応検討▽試行版閲覧システムの運用=①試行版閲覧システムの構築②試行運用と評価の実施▽システム概略設計▽道路管理におけるセンシングデータ活用方法検討=①突出看板調査に必要なデータ整備に係る検討②用地境界杭データ整備方針の検討③新技術との連携等さらなる道路管理への活用検討▽報告書作成。
 技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に29者から入札説明書等のダウンロードがなされ、3者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその3者を技術提案書の提出者として選定し、そのうち2者から提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、国際航業の102・5点満点中96点で他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。他の提案者はパスコ、技術提案書提出辞退者はアジア航測。

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