一般記事

設備老朽化が進むスポーツ施設の整備など 第4次総合計画後期基本計画など

2025.11.7 橿原市

橿原市は「橿原市第4次総合計画後期基本計画」「『日本国はじまりの地橿原』未来戦略」案のパブリックコメントの実施結果を公表した。今回のパブリックコメントには多くの意見が提出されており、公営住宅に入居しやすい住環境の整備を望む意見もあった。これに対し同市は、今後も意見を踏まえ住宅に入居しやすい環境を整えていくと回答。また、中央体育館の建替えを望む声に対しては、橿原運動公園の北東部に新体育館の整備を予定、整備後は現在の中央体育館は解体を予定していると回答した。パブリックコメントの対象となった各計画については次の通り。
 【第4次総合計画後期基本計画】
 第4次総合計画は、令和14年度までの12年間を計画期間としており、後期計画は7年間。まちづくりの理念を「人とともに、歴史とともに、やさしく強いまち橿原」とし、将来ビジョンを達成するために各施策分野の取組を実施する。各施策分野の取組は次の通り。
 ▽みんなが活躍し、個性輝くまち=学校教育では、学校施設の計画的な整備や適切な維持管理を実施。また、少子化による学校の小規模化への対応として学校の統廃合や再配置にも取り組む。スポーツに関しては、多くの施設で設備老朽化が進んでいることから、計画に基づきスポーツ施設の整備に取り組む。
▽みんなが健やかに、支え合って暮らせるまち=高齢福祉に対しては地域包括ケアシステムを支えるネットワークづくり、介護サービスの充実強化を図る。また、障がい福祉では総合的な相談支援体制の構築、市民協働では市民同士の交流や活動の充実を図る。

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