大淀町は、公募型プロポーザル「旧大淀西部幼稚園跡地利活用事業」にて、こあらふぁーむを優先交渉権者に選定した。契約期間は19年３月31日。旧大淀西部幼稚園跡地活用事業は、令和５年３月末をもって閉園した旧大淀西部幼稚園の土地・建物を有効に活用し、地域の活性化やコミュニティ機能の維持を図るため、現存する園舎や園庭を効果的に活用することが目的。優先交渉権者は、地元説明会等を実施した後に大淀町との間で、賃貸借契約の締結等、必要な手続を行い、事業に着手する。
　旧大淀西部幼稚園は今木７７９―４に位置しＳ造平屋建敷地面積３９９０平方㍍。社会福祉法人ひまわりと直売所わかばに隣接した施設。対象となるのは幼稚園の園者及園庭で貸付料基準額が５万３０００円／月。
　提案に関しては、施設の改修を予定する場合は改修計画を立て、応募者が整備・維持管理し事業を運営する提案。産業振興や福祉の向上、雇用促進、その他住民サービスの向上等、地域活性化に資する事業であることが条件。また、西部幼稚園は閉園後も避難所指定しており、周辺地域で代替の避難施設の確保が困難な状況であることから、事業運営の開始以降も有事の際は、町からの要請に応じ避難所として施設内のスペースが開放できることも含まれている。