一般記事

地域・県産業の発展と人材育成へ 中尾組と産学連携

2025.10.2 その他

畿央大学(学校法人冬木学園)は、去る1日に中尾組(中尾隆成社長)と産学連携に係る協定を締結した。当日、協定書には中尾社長と東実千代学科長がそれぞれ署名した。
 今回の連携協定は同大学健康科学部人間環境デザイン学科と中尾組が、建築・まちづくりを中心に教育や技術、産業等の分野で相互に協力するもの。そして、地域・県産業の発展と人材の育成へ寄与することを目的としたもの。
 署名後、中尾社長は「建設業界は人手不足が課題となっている。学生に建設業の良さを知ってもらい、業界へ足を踏み入れてもらえればと思う」と挨拶。
 続いて冬木正彦学長は「学生が現場での体験を通じて『楽しい』を実感してもらうことが大事。実際に体験する機会を設けてもらえることは、貴重だと考えている」と感謝の意を示した。
 最後に、東学科長が「近年の生活スタイル等から、学生が木に触れる機会が少ない。知識として学んでいても、実際に見て・触れなければリアリティや木材の良さはわからない。体験的に学ぶ場を設けてもらえることは大変メリットである。また、学生の発想が、現場へ良い刺激になれば幸い」と双方への良い刺激になることを期待した。

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