一般記事
必要な敷地面積を確保のため 橿原運動公園区域を変更
2025.9.22 橿原市
橿原市は大和都市計画(橿原運動公園)を変更した。今回の変更では、大和高田バイパス、雲梯町23号線、 雲梯町44号線、東坊城町4号線、雲梯町49号線で囲まれた区域を公園区域に追加し、雲梯町44号線を公園区域から廃止するもの。
同市では、市内のレクリエーションの場及び災害時の避難場所となっている中央体育館が、築54年経過しており施設の老朽化により早急な建替えが求められていることから、公園に広域避難場所としての機能を有し、 国スポ大会で誘致する競技に対応できる体育館を新たに整備することで、体育館の機能移転を図る。公園内に位置する総合プールは、施設の老朽化により廃止の方針となっているが、近年の猛暑の影響などから再開を求める声も多く、 水辺で涼をとれる場の必要性が高まっている。
市内の学校プール施設も、老朽化が進んでおり 「橿原市立小中学校における今後の水泳授業に関する方針」において、小中学校における水泳授業が実施できる屋内プールの整備及び学校プールの集約化を掲げている。これらの需要に対応するため、市民利用と学校利用を兼ね備えた屋内プールの整備を図る方針。今回の変更は、 これらの施設整備にあたり必要な敷地面積を確保するために、公園区域を拡大(約5・3㌶)するもの。また、公園に隣接する市道雲梯町44号線について、現況の公園区域と重複する道路区域(約0・2㌶)を削除する。