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コンパクトで質の高い持続可能なまちへ 総合計画後期基本計画(案)

2025.8.28 斑鳩町

斑鳩町は「第5次斑鳩町総合計画後期基本計画(案)」に対するパブリックコメントを実施する。素案はホームページの他、政策財政課や中央・西・東公民館でも閲覧に供する。意見の受付は9月17日までで、郵送またはFAX、メールで受け付ける。提出先は(電話0745―74―1001)。
 同計画は、前期基本計画の計画期間が令和7年に終了することから、新たなまちづくり指針として8年度~12年度を計画期間とし策定を進めているもの。
 7つの基本目標ごとに施策を定め、まちの将来像「『和』で紡ぎ未来へ歩む私たちの斑鳩」の実現を目指して、着実に実施していく方針。主な施策は次の通り。
 【安全・安心にくらせるまち】
 ▽災害に強いまち=避難ルートの確保や災害対策活動の円滑化、公共建築物の耐震化といった災害に対するまちの安全性の確保。また、災害により土地の形状が変わってしまっても境界を正確に復元することができる「地籍調査」を進め、災害復旧の迅速化に努める方針など。
 ▽防犯•生活安全の向上=防犯活動の強化や交通安全施設の整備による交通安全対策の推進。消費者トラブルへの対応など。
 ▽ライフラインの確保=今後も水道水の安定供給にむけ、奈良県広域水道企業団の構成団体としての使命を果たす。公共下水道については「公共下水道事業認可計画」に基づき、計画的かつ効率的な整備をすすめ、普及促進に向けて取り組む。
 【コンパクトで質の高い持続可能なまち】
 ▽道路•交通網の整備=幹線道路は財政計画を含めた計画的な整備を進めるとともに、災害時に避難路や緊急輸送路としての役割を果たすことができるよう、道路のネットワーク化を図る。また、公共交通の利便性の向上による柔軟な交通モデルを確保し、利便性の高い地域公共交通を確保する。
 ▽住宅•生活環境の整備=医療・福祉・商業など生活に必要な機能が利用しやすいコンパクトなまちづくりの他「町営住宅長寿命化計画」に基づき、耐震性能などが確保された住宅を中心とした活用で住環境の整備を図る。このほか、JR法隆寺駅周辺を病院との相乗効果により生活の利便性・快適性を高め、まちの玄関口にふさわしい整備を進める。

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