近畿地方整備局大和川河川事務所は、「大和川水害対策資料作成業務」の簡易公募型プロポーザルについて、パシフィックコンサルタンツ大阪本社（大阪市北区堂島浜）と３０９８万７０００円込（予定価格と同額）で契約を締結して委託、業務を進めている。
　業務は、防災行動計画支援システム・河川情報共有サイト機能拡充を検討するとともに、水害リスクマップに関する関係機関協議資料を作成するもの。業務場所は同事務所管内。委託期間１２月２６日。
主な業務内容は①計画準備②資料収集整理③防災行動計画支援システム・河川情報共有サイト機能拡充の検討・構築④関係機関協議資料の作成⑤樋門監視カメラ環境設定⑥大和川流域水害対策協議会に関する資料作成⑦大和川流域水害対策協議会検討ＷＧに関する資料作成⑧報告書作成。
　技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に２７者から入札説明書等のダウンロードがなされ、２者から参加表明書の提出があり、その２者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、パシフィックコンサルタンツの提案が１００点満点中９９点で他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。他の参加者は八千代エンジニヤリング。