一般記事

NTTドコモビジネスを選定 クラウドPBX導入等

2025.8.1 三郷町

 三郷町は、公募型プロポーザル「令和7年度三郷町クラウドPBX導入及び庁内電話のモバイル環境構築業務」にてNTTドコモビジネスを優先交渉権者に選定した。
 利用拠点は13ヵ所で、調達範囲はシステムが稼働するために必要なハードウェア及びソフトウェアの調達や搬入、設置、設定及び保守、利用にあたっての説明会等を含むもの。
 クラウドPBXは、稼働後最低5年以上の利用ができるシステムを提案。現行PBX装置からクラウド型PBXに移行が可能で、現行の外線番号が利用できること。ただし、番号ポータビリティによる移行ができない番号については別途協議の上、対応すること。また、業務で調達、導入する職員用モバイル端末間、固定IP電話機(据置型SIPフォン)や同モバイル端末間及び固定IP電話機間において、インターネット接続が可能な場所であれば、内線相互通話が出来ること等が要件。
 職員用モバイル端末については、インターネット通信できるデータ通信機能を有するiPhone16eとすることとし、仕様書記載の条件のものを195台導入する。同端末は5年契約のレンタルで調達し、故障や破損等発生時に回数の制限なく、本体が求償される補償オプションとすること。なお、求償の際に、同等品が用意できない場合は同等品以上の機種を納入する。
 MDM(Mobile Device Management)については、端末機器管理のためのMDMを導入し、必要な支援を行う。管理者が自ら回線利用停止・遠隔ロック・遠隔初期化できる機能と、遠隔でアプリケーションをインストール及びアンインストールできる機能を有すること。通話録音機能は30日以上内容を保存可能とする。
 このほか、ネットワーク環境は、電波増幅器等による電波強度を維持できるように事業者負担で速やかに電波の改善対策を実施。導入後においても、電波強度が良好でない事象が発生した際は、電波強度の調査を実施し電波強度が弱い場合は本町と協議のうえ、電波増幅器等による電波の改善対策を実施することが条件となっている。

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