近畿地方整備局大和川河川事務所は、簡易公募型プロポーザルにより「大和川自然再生計画とりまとめ業務」は建設環境研究所、「大和川貯留施設とりまとめ他業務」は建設技術研究所で業務を進めている。
　【大和川自然再生計画とりまとめ業務】
　技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に３７者から入札説明書等のダウンロードがなされ、２者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその２者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、建設環境研究所（大阪市中央区南船場）の提案が１０３点満点中９６・５点で他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため、３９５５万６０００円込（予定価格と同額）で契約を締結して委託した。他の参加者は建設技術研究所。
　業務は、大和川河川事務所における大和川自然再生計画の改訂及び大和川総合水系環境整備事業の事業再評価を行うことを目的とするもの。委託期間１２月２１日。
　業務場所は大阪市住之江区南港南～奈良市西九条町。主な業務内容は①計画準備１式②現地踏査１式③大和川自然再生計画の改訂１式④自然再生整備に係る検討１式⑤事業評価に係る検討及び資料作成１式⑥報告書作成。
　【大和川貯留施設とりまとめ他業務】
　技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に３４者から入札説明書等のダウンロードがなされ、３者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその３者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、建設技術研究所（大阪市中央区道修町）の提案が１００点満点中８９・５点で他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため、３７５５万４０００円込（予定価格３７７６万３０００円込）で契約を締結して委託した。他の参加者はパシフィックコンサルタンツ、八千代エンジニアリング。
　業務は、大和川水系河川整備計画に位置付けられている大和川流域の遊水地に関して目安遊水地の予備設計と遊水地の上面利用・操作規則の検討及び唐院遊水地における概略設計を行うもの。
主な業務内容は①計画準備②資料収集整理③現地踏査④目安遊水地の予備設計⑤遊水地の上面利用の検討６遊水地操作規則の更新・検討⑦遊水地概略設計⑧協議資料作成⑨報告書作成。委託期間１２月２６日。