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紀の川ダム統管 猿谷ダム流域他予測雨量配信 日本気象協会で進む 万全なダム管理へ降雨予測を
2025.7.24 近畿地方整備局
近畿地方整備局紀の川ダム統合管理事務所は、簡易公募型プロポーザル「猿谷ダム流域他予測雨量配信業務」について、日本気象協会関西支社(大阪市中央区南船場)と1097万8000円込(予定価格と同額)で契約を締結して委託、業務を進めている。
業務は、猿谷ダム流域及び大滝ダム流域に関する降雨状況を予測し、ダム管理に万全を期するため情報提供を行うもの。業務場所は五條市三在町1681。委託期間8年3月31日。
主な業務内容は▽気象資料の提供=①降雨予測の実施(猿谷ダム流域・大滝ダム流域)(定時情報、臨時情報、広域監視)②リアルタイム情報の提供③MSM情報(猿谷ダム流域・大滝ダム流域)④オンライン情報⑤洪水予測システム用降雨データの提供⑥予測の検証▽専用WEBサイトの運用▽報告書の作成。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、2者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその2者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、日本気象協会の提案が103点満点中61・5点で他社に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。他の提案者は気象工学研究所。