一般記事
宝山寺参道の狭隘など 中地区・南地区タウンミーティング
2025.6.20 生駒市
生駒市は、令和7年度の「いこまタウンミーティング」で南地区と中地区の意見と回答を公表した。同ミーティングは、市民と直接意見交換をし今後の市政に反映するもの。地区別にテーマを設定して5月に開催された。
南地区については、萩の台の今後についてや南生駒駅周辺の整備事業、せせらぎ西側の道と国道308号線一方通行区間に関する意見等があった。これに対し同市は、地域の場づくりとして、自治会の集会所などを交流拠点とする「複合型コミュニティ(まちのえき)」づくり。せせらぎ西側等は、生駒南小学校・生駒南中学校の整備と併せて周辺道路の在り方について検討を始めたいと回答している。
中地区については、生駒山のふもとが土砂災害のリスクが高く、宝山寺参道が狭隘にも関わらず車の往来が多いこと。擁壁の古さにも触れ、既存のインフラ整備を進めて欲しいといった意見があった。同市は、参道部分について道路整備を進めてはいるものの、消防車の進入ができないといった防災面の課題にも向き合いつつ、まちの趣にもプラスになるよう取り組む考えを示した。