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奈良国道 中央コンサルに委託 交通事故対策効果検証他業務
2025.6.20 近畿地方整備局
近畿地方整備局奈良国道事務所は、簡易公募型プロポーザル「交通事故対策効果検証他業務」について、中央コンサルタンツ大阪支店(大阪市中央区今橋)と2745万6000円込(予定価格と同額)で契約を締結して業務を委託した。
業務は、奈良県内の交通安全施策に係る対策案の検討や効果検証等を行うとともに、奈良県道路交通環境安全推進連絡会議の運営補助等を実施することにより、効果的かつ効率的な交通安全対策事業の推進に資することを目的とする。業務場所は奈良市大宮町3丁目5番11号。委託期間8年3月31日。主な業務内容は次の通り。
▽交通事故状況分析=①交通事故状況分析②事故データとりまとめ(一般国道指定区間内)。
▽事故危険箇所及び事故ゼロプランに関する検討=①事故ゼロプランにおける対策の立案②事故危険箇所及び事故ゼロプランに関する整備効果検証③事故ゼロプランリスト更新。
▽生活道路対策エリア及びゾーン30プラスの交通状況分析等資料作成=ビッグデータを用いた地域交通の状況分析。
▽事故対策データベースの更新補助。
▽事務局運営補助=①作業部会②道路交通環境安全推進連絡会議③現地検討会。
▽報告書作成。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に30者から入札説明書等のダウンロードがなされ、9者から参加表明の提出があり、参加資格を有する参加表明書提出者9者のなかから5者を技術提案書の提出者として選定し、 提出された参加表明書と技術提案書を評価した結果、中央コンサルタンツの提案が103点満点中95点で他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。
他の提案者はパシフィックコンサルタンツ、オリエンタルコンサルタンツ、八千代エンジニヤリング、長大。他の参加表明書提出者は復建調査設計、建設技術研究所、セントラルコンサルタント、日本工営。