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奈良国道 奈良市内観光交通マネジメント 渋滞等解消へAI活用 日本工営に委託して業務が進む
2025.6.17 近畿地方整備局
近畿地方整備局奈良国道事務所は、簡易公募型プロポーザル「奈良市内観光交通マネジメント業務」について、日本工営大阪支店(大阪市北区西天満1―2―5)と2304万5000円込(予定価格と同額)で契約を締結して委託し、業務を進めている。
業務は近年、観光交通の増加傾向にある奈良中心市街地において発生している交通渋滞等の観光課題の解消に向け、AI技術を活用したリアルタイムでの道路交通の把握と分析予測と道路利用者への情報提供を行うシステムの改良を検討するとともに、その有用性を検証するためのもの。
業務場所は奈良市大宮町3丁目5番11号の奈良国道事務所。主な業務内容は観光交通マネジメント検討=①計画準備1式②現地踏査1式③モニタリングカメラ設置1式④システム改良1式⑤情報提供システムに関する実証実験1式⑥協議資料作成1式⑦検討結果とりまとめ1式⑧報告書の作成1式。委託期間12月19日。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に35者から入札説明書等のダウンロードがなされ、3者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその3者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書と技術提案書を評価した結果、日本工営の提案が100点満点中94・5点で他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。他の提案者はいであ、建設技術研究所。