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興味・関心を持つきっかけに あきつ学園で「測量体験学習」を実施
2025.6.12 組合
公益社団法人奈良県測量設計業協会(松嶋秀典会長)は去る3日、下市町立下市あきつ学園(柳井孝文校長)にて測量体験学習を行った。
今回の体験学習には、同学園の5・6年生約40名が参加。まず初めに国土地理院近畿地方測量部の担当者の講演を見聞きした後、校庭にて学校の位置を示す位置標柱(協会が寄贈)の除幕式を実施。その後、生徒達が協会会員らの指導・助言で様々な測量方法を体験し、楽しく測量について学んだ。
冒頭挨拶にて、松嶋会長は「あきつ学園を建設する際にも、基礎をつくるために測量が関わっている。今日の体験をきっかけに、測量に興味を持ってもらい将来の選択肢の一つにしてもらえれば嬉しい」と挨拶。
植田芳弘県吉野土木事務所長は、土木事務所の仕事内容について簡単に説明した後「土木事務所の仕事にとっては、測量はなくてはならない存在。最近は、広範囲のまちづくりのための地域をデザインする仕事になっている。今日は体験を通じて測量の楽しさを知ってもらいたい」と述べた。