一般記事
大和川河川 八千代エンジニヤで 大和川水系防災体制構築業務
2025.6.3 近畿地方整備局
近畿地方整備局大和川河川事務所は、簡易公募型プロポーザル「大和川水系防災体制構築業務」について、八千代エンジニヤリング(大阪市中央区城見1丁目4番70号)と2417万8000円込(予定価格と同額)で契約を締結して委託し、業務を進めている。
業務は、大和川流域において洪水に備える水防災意識社会の再構築を目的として、大和川(上流部及び下流部)大規模氾濫に関する減災対策協議会(平成28年4月設立)の会議の資料作成及び運営補助と減災対策協議会で重点取組事項として実施している「マイ・タイムライン」「まるごとまちごとハザードマップ」の普及促進及び水防法に基づき実施する要配慮者利用施設の避難訓練の支援等を行うとともに、大和川河川事務所の防災体制の整備のために流域タイムラインを活用した関係機関との訓練関係資料の作成、大和川流域タイムラインの更新、危険箇所に関する資料作成及び水防関係資料作成、非接触型流速計を用いた流量観測の精度検証計画案の作成、メディア勉強会の資料作成を目的とする。
主な業務内容は①計画準備②資料収集・整理③水防災意識社会再構築支援④防災体制整備支援⑤非接触型流速計を用いた流量観測の精度検証計画案作成⑥メディア勉強会資料作成⑦報告書作成。委託期間7年12月26日。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に26者から入札説明書等のダウンロードがなされ、2者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその2者から提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、八千代エンジニヤリングの提案が101点満点中92点で他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。他の参加者はパシフィックコンサルタンツ。