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県文化振興課 文化会館PFIアドバイザリー業務 改修後の運営委託で EY新日本有限責任監査法人を選定
2025.6.3 県文化・教育・くらし創造部
奈良県地域創造部文化振興課は、公募型プロポーザル「奈良県文化会館PFIアドバイザリー業務委託」について、2社から提出された参加表明書等と企画提案書等をプレゼンテーション及びヒアリングし、選定審査会において評価基準に基づいて審査、382点でEY新日本有限責任監査法人(東京都千代田区有楽町1―1―2東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー、谷口信介業務責任者)を最優秀提案者として選定した。
現在、奈良県文化会館は「地域ぐるみの音楽活動拠点」「ジュニアオーケストラの活動拠点」「JapanNationalOrchestra株式会社との連携協定に基づく音楽活動の展開」などを背景として、「クラシック音楽を中心とした質の高い舞台芸術の鑑賞・創造・発信」という目的を実現するための改修を、令和9年度中のリニューアルオープンをめざして進めている。
リニューアルオープン後の文化会館運営については、この目的を実現するために「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」に基づく公共施設等運営事業(コンセッション事業)による運営を計画しており、施設使用許可に関しては指定管理者制度の併用を計画している。
この業務は公立文化ホールである文化会館へのコンセッション事業導入という全国的に類を見ない新たな施設運営の実現に向けて諸手続を進めるに当たり、6年度に実施した奈良県文化会館公共施設等運営事業導入準備支援業務報告書等を基に、PFI法に基づくコンセッション事業導入に係る実施方針等の公表から運営事業者選定及び契約締結、その他コンセッション事業開始までに必要となる一連の手続等に関する事項について支援を行うもの。委託期間9年3月31日。委託上限金額8707万6000円込(7年度支払い上限金額4293万3000円込)を限度とする。担当は文化振興係(電話0742―27―8478)。