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令和9年に火葬ゾーンの供用開始予定 清浄会館の再整備に向けて

2025.2.27 大和郡山市

大和郡山市は、2月26日に清浄会館再整備委員会を開催した。今回の委員会では「清浄会館再整備・管理運営事業」の事業者選定について、総合評価点の内訳や選定委員会の構成について説明がされた。同事業の事業者として選定されたのは、合人社計画研究所を代表企業とするグループ(構成企業:内藤建築事務所、淺沼組、藤本建設、宮本工業所、五輪)で、2月14日付で基本契約を締結。基本設計に着手している。
 このほか、プロポーザルに時に事業者側から提案された外観イメージや配置図等も委員会で公開された。工事は火葬ゾーンを主とする第1期工事と告別ゾーンを主とする第2期工事に分けて実施。ガス工事を3月までに実施し、事業者提案をもとに都市計画決定に向けた県との協議を行う。基本・実施設計後、同市第2回定例会にて仮設通路や事務所等工事、上下水道移設工事の補正予算を提出し、施工を予定している。解体・本体工事についても、準備が整い次第予算を提案する予定。
 プロポーザル時の提案資料では、現清浄会館の駐車場とほぼ同規模となる50区画を確保。設備の修繕や事業者が作業しやすいように、サービスヤードが設けられている。(伊藤)

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