一般記事

リスク分担を明確に (仮称)當麻複合施設の指定管理

2025.2.18 葛城市

 葛城市は「葛城市地域共創ひろば(仮称)當麻複合施設」の指定管理者公募に向けたサウンディング型市場調査の結果を公表した。今回の調査には12社が参加。主に参加意欲や応募に向けての条件・課題、複合施設の課題・ポテンシャル分析、民間ノウハウを活用したサービスに関する提案などについて意見を聴取した。
 同市では、當麻文化会館を全面改修し市民活動センター機能・図書館機能・庁舎機能を併せた施設となる「葛城市地域共創ひろば(仮称)當麻複合施設」の8年度中の開館を予定。同施設の管理・運営については、民間事業者等の指定管理者の導入を想定している。
 複合施設では、館内にある複数の機能が結びつき、相乗効果が得られるよう訪れる側・迎える側の双方が今までより自由度の高い運営とすることを目指している。しかし、行政の限られたリソースや縦割りの組織体制の中で、複合施設を一体的・横断的に活用し利用者をも巻き込んだ継続的な賑わいを創造していくには柔軟性・コスト意識・事業マネジメント能力等が課題。

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