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馬見花菖蒲まつりなど運営等 3月3日まで参加受付 ヒアリング審査を3月25日に 公園の賑わいを創出へ 1年を通じたイベント

2025.2.18 県中和公園事務所

 奈良県中和公園事務所は、令和7年度「馬見花菖蒲まつり・馬見ひまわりウィーク・馬見フラワーフェスタ・馬見クリスマスウィーク」・令和8年度「馬見チューリップフェア」会場運営及び催事運営ならびに交通対策業務委託第723―委1他号に公募型プロポーザルを適用して2月12日に公告した。
参加表明書を3月3日正午まで受け付けて企業の経験及び能力を審査して上位5者程度を選定、技術提案書を3月19日正午まで受け付け、ヒアリングを3月25日に行い、参加表明書・技術提案書及びヒアリング結果を基に評価基準(100点)について審査して最高得点者を受託者に特定する。参加表明書作成に関する質問は2月26日正午まで受け付けて2月27日に回答をHPに掲載する。
 参加資格は▽県における物品購入等に係る競争入札の参加資格等に関する規程に基づき作成された競争入札参加資格者名簿のうち営業種目「役務の提供(広告・イベント業務)」の登録を有すること▽イベントの企画から運営までの業務を履行できる者であり、過去10年間(平成27年4月1日~公告日に完了した業務)に開催された国・地方公共団体等が主催する3日以上の連続した会期を有するイベントにおいて「会場運営」「催事運営」「交通対策」の少なくとも1つ以上の業務実績を有していること―など。担当は公園課整備・運営係(電話0745―56―3851)。
 実施場所は広陵町大野、河合町佐味田他(県営馬見丘陵公園)。馬見丘陵公園では現在、奈良県植栽計画「なら四季彩の庭づくり」に基づき、花修景等による彩りのある景観づくりに取り組んでいる。今回の業務では年間を通じた公園及び地域の活性化を図るため、同公園にある花菖蒲園及びヒマワリに代表される花修景等を活用したイベントとして、初夏の「馬見花菖蒲まつり」、夏の「馬見ひまわりウィーク」、秋の「馬見フラワーフェスタ」、冬の「馬見クリスマスウィーク」、春の「馬見チューリップフェア」を開催するに当たり、イベントの会場運営及び催事運営並びに交通対策の業務を安全で効果的かつ効率的に行うことを目的としている。
なお、イベントの開催期間は「馬見花菖蒲まつり」が6月7日(土)~8日(日)の2日間、「馬見ひまわりウィーク」が7月26日(土)~8月3日(日)の9日間、「馬見フラワーフェスタ」が10月4日(土)~13日(月)の10日間、「馬見クリスマスウィーク」が12月20日(土)~25日(木)の6日間、「馬見チューリップフェア」が8年4月4日(土)~12日(日)の9日間を予定している。業務量の目安は4994万円込(7年度3985万3000円込、8年度 1008万7000円込)を限度とする。委託期間8年5月29日。
馬見丘陵公園は、「歴史と自然に囲まれた憩いの空間づくり」を目的に、昭和59年より整備に着手し、平成24年6月に全面開園(56・2㌶)した。現在では、ナガレ山古墳を始めとする文化財や、桜やチューリップ・花菖蒲・ヒマワリ・ダリアなどの四季折々の花々を求めて、年間約100万人が訪れる公園となっている。
馬見丘陵公園では現在、奈良県植栽計画「なら四季彩の庭づくり」に基づき、花修景を活用した誘客に取り組んでいる。初夏の花菖蒲の開花シーズンに合わせて開催する「馬見花菖蒲まつり」では、馬見丘陵公園の菖蒲園及びその周辺を活用し、公園の賑わいを創出することを目的としている。また、公園の閑散期に当たる夏季においても馬見丘陵公園への集客(オフシーズン対策)を図るため、来園を動機づけるヒマワリにちなんだイベントを7月末から開催する。
秋季には「第27回全国都市緑化ならフェア」を契機とするダリアやコスモス、コキア等の秋の花々の魅力を活用した「馬見フラワーフェスタ」、春季には関西最大級の「チューリップのパノラマ景観」を活用した「馬見チューリップフェア」を開催している。
また、オフシーズンの誘客対策は重要であると考えており、冬季においてはクリスマスシーズンに合わせ、イルミネーションを核としたイベント「馬見クリスマスウィーク」を開催する。
これらの総合的な取組みにより、県内はもとより県外からも誘客を図り、馬見丘陵公園の賑わいを創出することで『奈良県中和地域の観光振興・地域振興』に寄与することをめざしている。今回の業務はこれら5つのイベント開催に加え、各イベントの開催時期間(イベントとイベントの狭間)の誘客を一体的に図るうえで、イベントの会場運営及び催事運営並びに交通対策の業務を安全で効果的かつ効率的に遂行することを目的とする。

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