奈良市は、家庭ごみ収集・処分の最適化に関するサウンディング型市場調査を実施する。参加申込は２月14日まで受け付け、対話は２月19日～21日に実施を予定している。参加の対象となるのは、リユース・リサイクルやごみ処理、エネルギー事業に関する業務を行う事業者などで一般廃棄物処理業の許可業者に限らず幅広い事業者の参加が可能。担当は環境政策課（電話０７４２―３４―４５９１）。
　同市では、家庭ごみに含まれる多くの「資源」を最大限に活用することで、ごみの減量化や脱炭素化など環境負荷を低減するとともに、リユース等で新たな収入を確保することで処理コストを縮減・総合的に持続可能なごみ処理事業となるよう見直しを進めている。
　ごみの減量方法としては、３Ｒの推進やエネルギーとしての活用などが考えられるが、いずれも民間企業の協力が不可欠であることから、事業に携わる企業と直接対話をすることで、新たな事業展開に向けて検討を進めたい考え。