一般記事

県道路マネジメント課 1月20日までパブコメ 第2次自転車活用推進計画(案)

2024.12.24 県土マネジメント部

 奈良県県土マネジメント部道路マネジメント課は、令和2年3月に策定した「奈良県自転車活用推進計画」を改定する「第2次奈良県自転車活用推進計画(案)」をまとめ、パブリックコメントを実施している。
 案は県道路マネジメント課のHPに掲載しているほか、県政情報センター(県庁舎東棟1階)・県民お役立ち情報コーナー(県立図書情報館、県産業会館、橿原総合庁舎、吉野町中央公民館の県内4か所)・県道路マネジメント課(県庁分庁舎6階)でも閲覧できる。意見を7年1月20日まで郵送・FAX・ホームページ掲載のメール送信フォームにより受け付ける。問い合わせ先は道路DX推進係(電話0742―27―7496)。
 平成29年5月に「自転車活用推進法」が施行されたことから、県では、同法に基づいて令和2年3月に「奈良県自転車活用推進計画」を策定した。今回、これまでの計画の成果や自転車を取り巻く状況の変化と国の第2次自転車活用推進計画を踏まえ、県の自転車施策をさらに推進するため改定することとしたもの。「観光も日常もサイクリングを満喫するなら大和路」をビジョンとしており、計画期間は令和7年~11年の5ヵ年。実施すべき施策は次の通り。
【自転車による観光地への周遊を促すサイクルツーリズムの推進】
▽サイクルツーリズムの基盤となるサイクリングルートの維持管理=基盤としての広域的な周遊観光サイクリングルートの概成としてならクル約600㌔㍍、京奈和自転車道約75㌔㍍、世界遺産周遊ルート約70㌔㍍。
▽サイクルツーリズムを誰もが楽しめる受け入れ環境の充実=自転車の休憩所186施設、サイクリストにやさしい宿56施設、サイクリストにやさしい駐車場8施設を認定している。
▽サイクリングを楽しむための情報発信の充実=「奈良県自転車利用総合案内サイト」の改修、コンテンツの充実。
【自転車を快適に利用できる良好な生活環境の形成】
▽市町村における計画策定の促進=東吉野村が作成、9市町が作成予定。
▽公共交通を補完するシェアサイクルの利用促進=公共用地や鉄道駅周辺へのサイクルポート設置に向けた施設管理者への働きかけ。
▽県民の健康増進に向けた自転車通勤の促進や自転車利用環境の充実。
【安全で安心な自転車利用文化の醸成】
▽自転車による安全利用の促進に向けた交通安全教育の推進。
▽交通安全意識の向上に資する広報啓発活動の推進。
▽自転車の安全で円滑な交通の確保に向けた取組の充実。

会員登録
一覧に戻る