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近畿技術事務所 パシコンで業務進む 近畿地整舗装点検修繕システム改良 地方公共団体が使用できる機能追加

2024.12.20 近畿地方整備局

 近畿地方整備局近畿技術事務所は、簡易公募型プロポーザル「近畿地方整備局舗装点検修繕システム改良業務」について、パシフィックコンサルタンツ大阪本社(大阪市北区堂島浜1―2―1新ダイビル)と1203万4000円込(予定価格と同額)で契約を締結して委託、業務を進めている。
 国土交通省では、道路システムのDXを支える道路データプラットフォーム(xROAD)の構築を進めている。この業務は、維持管理を効率化して「予算の平準化、点検結果及び点検計画、点検結果に基づいた修繕計画」を自動化するため、令和5年度構築した「舗装版プロトタイプシステム(xROADの個別アプリケーション)」に、地方公共団体においても使用できる機能を追加し、システムの改良を行うことが目的。主な業務内容は①舗装版プロトタイプシステムの改良1式②舗装版プロトタイプシステム(構築済み)の課題・問題点及び要望対応案の検討1式③報告書作成1式。委託期間7年3月28日。
 技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に23者から入札説明書等のダウンロードがなされ、1者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその1者のパシフィックコンサルタンツを技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、102点満点中72・5点で適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。

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