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整備基本構想を策定 五位堂駅南側駅前広場
2024.12.20 香芝市
香芝市は去る18日「近鉄大阪線五位堂駅南側駅前広場整備基本構想」について、会見を行った。同基本構想は、第一次香芝市都市計画再編基本方針に基づき、主要駅周辺における再開発や人々の集う新たな商業施設の整備、マンション等の共同住宅や一戸建て住宅の建設を促進するべく策定したもの。
会見にて、三橋和史市長は「近鉄五位堂駅は快速急行も止まる大きな駅で、乗降客数も市内で最も多い主要な駅の一つだが、南側は駅前広場が整備されていない状況。平成10年に整備された北側も含め、交通量の増加がみられる。南側にも駅前広場を整備することで、周辺の交通状況の改善に繋がるとして早急に進めていくべきと考えている」と述べた。
近鉄五位堂駅前は、平成10年に北側駅前広場を整備し鉄道や路線バス及びタクシー等の公共交を始めとする交通機関をつなぐ交通結節点としての機能を有し、周辺の円滑な交通の実現に一定の役割を果たしている。しかし、近年は近隣における商業施設や共同住宅の建設、私立大学の設置等により周辺道路における慢性的な混雑が目立っている。