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中央公民館再整備について 基本方針説明会を開催
2024.12.12 広陵町
広陵町は、11月9日に広陵町中央公民館再整備基本方針説明会を開催した。今回の説明会は、再整備基本方針をとりまとめたため公民館の利用者に説明する趣旨で開催したもの。なお、同町として方向は明確に定まっているわけではないため、施設の複合化を進めるにあたっての一つのステップと考えている。
同説明会では、これまでの中央公民館の経緯やとりまとめた基本方針について説明後、出席した町民からの質疑応答となった。質疑応答では、以前実施した住民アンケートに対する疑問や中央公民館の再整備にあたって財源が課題だと考える町民から意見があり、同町は今後も説明会を実施したい考え。
中央公民館については、平成28年度に策定した「広陵町公共施設等総合管理計画」にて耐用年数をもって廃止し、他の施設と複合化(新施設整備)することとしていた。しかし、29年に「広陵町中央公民館の早期建て替えを求める請願書」が提出され、全会一致で採択されたことを受け、令和元年に「広陵町の公民館建替及び文化芸術の振興のあり方検討委員会」を設置。検討委員会から4年に「広陵町の公民館建替及び分解芸術のあり方に関する答申」が提出され、これを踏まえ「広陵町の文化芸術推進基本計画」が策定された。公民館の再整備の検討は、これらの答申結果と基本計画を踏まえ行うもの。
説明があった再整備基本方針では、住民アンケートやワークショップ、民間事業者へのサウンディング調査等を踏まえ集約再編案をベースに、整備時期を2回に分けた公民連携事業とした。