一般記事
幹線街路事務所 橋梁詳細設計を実施 大安寺柏木線「高橋」架替 一般競争入札12月18日に開札 L34㍍(支間長32・8㍍)W18㍍ 鋼コンクリート合成床版で計画
2024.12.3 県土マネジメント部
奈良県幹線街路整備事務所は、都市計画道路大安寺柏木線の整備に伴って架替を計画している「高橋」について、令和7年度にかけて橋梁予備設計その他の関連資料に基づいて詳細設計を行うことにしている。
一般競争入札「(都)大安寺柏木線大安寺西地区高橋橋梁詳細設計委託(無電柱化推進事業(街路))1―G1―委―3号」を12月18日に開札して業務を委託する。業務場所は奈良市八条4丁目他。業務は橋梁詳細設計34・0㍍、一般構造物詳細設計1式。委託期間7年12月19日。予定価格4639万8000円込、調査基準価格3724万6000円込。
参加には平成26年4月1日以降公告日(11月26日)までに完了した国・地方公共団体・地方道路公社・東日本高速道路・首都高速道路・中日本高速道路・西日本高速道路・阪神高速道路または本州四国連絡高速道路株式会社が発注した「橋梁詳細設計」業務の元請実績を有していることが必要。本庁の担当は県土マネジメント部道路建設課街路係(電話0742―27―8132)。
新設する橋梁は、鋼コンクリート合成床版橋橋長34㍍(支間長32・8㍍)幅員18㍍(車道12㍍+両側歩道各3㍍)。下部工は逆T式橋台2基(中掘工法の既成PHC杭φ800㍉)。一般構造物は箱型函渠、仮設構造物は切梁式及び自立式土留工と仮橋・仮桟橋、旧橋の撤去についても詳細設計を行う。
(都)大安寺柏木線は、一般県道京終停車場薬師寺線の一部区間であり、奈良市中心部における東西方向の幹線道路ネットワークの一翼を担っており、京奈和自動車道(大和北道路)及び西九条佐保線と一般国道24号を結び、奈良中心市街地へ円滑なアクセスを図ることを目的とした道路。事業延長820㍍幅員18㍍(2車線)の構造規格第4種第2級。設計速度40㌔㍍/時。計画交通量4100台/日、平成30年3月事業認可。事業費40億円。
京奈和自動車道(仮称)奈良ICや(都)西九条佐保線、JR関西本線高架化(事業期間は令和10年度末)及びJR新駅が整備されることにより、周辺の交通状況が大きく変化することが予想されるため、円滑な自動車交通や歩行者・自転車交通の安全性を図ることを目的に高橋橋梁詳細設計を行う。