奈良市は「奈良市旧右京小学校跡地活用に係る市有地売却」にて、Ｃゾーンにおいて公募型プロポーザルを実施する。なお、企画提案前にＶＥ提案を行うことができ、ＶＥ提案採用可としたものについては、基準価格５分の１の範囲内において基準価格の減少が認められる。
参加申請書類の受付が12月25日まで、ＶＥ提案書の受付が７年１月20日まで、提案書を２月12日まで受け付け、ヒアリング審査を２月20日に実施し21日までに優先交渉権者を決定する。契約の締結は２月下旬頃を予定。
　参加資格は複数の法人が共同しての応募が可能で▽同市の入札参加者入札参加停止措置要領に基づく競争入札参加停止の期間がある者でないこと▽会社更生法に基づく更生手続開始の申立てまたは民事再生法に基づく再生手続開始の申立てがなされている者でないこと―など。介護福祉課（電話０７４２―３４―５４２２）。
　奈良市北部と京都府木津川市・精華町の３市町にまたがる平城・相楽ニュータウンは、まちびらきから50年以上が経過した。住宅、商業、教育施設、公園、遊歩道等の都市機能が計画的に整備されてきた地区であるものの、この50年間で、社会は大きく変わり、まちに求められる役割も変化してきている。令和３年12月創立50周年を迎えた旧右京小学校は、令和４年４月をもって旧神功小学校と共に統廃合を行い、新しく「ならやま小中学校」として開校した。
同市では、これからの50年を見据えた「高の原」の持続発展的なあり方の検討を進めている。旧右京小学校跡地についても、この地域が今以上に住みやすく安全・安心で豊かなまちづくりを担う基盤のひとつとなり、新たな世代の人々にも期待されるまちづくりを実現するため、民間事業者による企画提案を基にした魅力ある活用を図る。