一般記事

県土利用政策課 オオバで業務進む 都市計画道路のあり方検討 奈良西幹線、鹿畑線、一条富雄線、 高山富雄小泉線の4路線を見直し

2024.8.1 県地域デザイン推進局

奈良県県土マネジメント部まちづくり推進局県土利用政策課は、一般競争入札「(都)奈良西幹線他都市計画道路のあり方検討業務委託(単独街路事業(県土政分))第101―委―1号」を県建設産業課で開札し、落札したオオバ奈良営業所(奈良市大宮町5―3―14不動ビル)に委託、業務を進めている。
 業務場所は奈良市他。業務は①基礎資料の収集②検証方法の検討、カルテ作成③見直しの基本方針の整理。委託期間7年3月19日。
県では、人口減少と将来の自動車交通量の減少などの社会情勢の変化を受け、未着手である都市計画道路を対象として平成22年に「奈良県都市計画道路見直しガイドライン」を策定し、都市計画道路の見直しに取り組み、10年以上が経過した。
この業務では、これまでの都市計画道路の見直し状況を踏まえ、新たな見直し検証項目についての検討を行う。併せて今後、都市計画道路の見直しに必要となる資料の作成を行う。検討の対象路線は奈良西幹線、鹿畑線、一条富雄線、高山富雄小泉線。担当は都市計画係(電話0742―27―7520)。業務内容は次の通り。
▽計画準備=業務計画書を作成 するとともに、必要となる資料を収集する。
▽基礎資料の収集=県の概況(人口、交通量等)・県の都市計画道路の状況・他道府県等の都市計画道路の見直しに関する資料・国土交通省等見直しガイドライン等に関する、新たな見直し検証項目を検討するための基礎資料を収集し、体系的にとりまとめる。
▽検証方法の検討=前項でとりまとめた内容及びこれまでのガイドラインによる見直しの評価と今後の見直しに当たっての課題を考察し、新たな見直し検討フロー及び検証項目について検討を行う。
▽整備状況の整理=対象路線の現在の整備状況について道路法線や幅員構成等の観点から現況と都市計画を比較し「整備済み」「概成済み」「未整備」の3つに区間を分ける。概成済みは整備済み以外の区間のうち概ね計画幅員の2/3以上を有する区間または計画幅員を満足しているが道路法線が異なる区間。
▽カルテ作成=整理した各路線について検討した検証項目を用いて見直しを実施し、その結果をカルテにとりまとめる。
▽関係者協議=作成された資料をとりまとめ、関係者との協議に必要となる資料を作成する。協議は2回程度を想定。
▽見直しの基本方針の整理=協議結果を踏まえ、見直しの観点観点について整理を行い、見直しの基本方針をとりまとめ、概要資料を作成する。
▽報告書作成。

会員登録
一覧に戻る