一般記事

御杖村 ジャパンインターナショナルを選定 長期総合基本計画等策定

2024.6.4 御杖村

 御杖村は、公募型プロポーザル「御杖村第四次長期総合計画後期基本計画及び御杖村第三期まち・ひと・しごと創生総合戦略策定支援業務」について、ジャパンインターナショナル総合研究所を評価点500点満点中390点で、委託事業者に選定した。委託期間は7年3月31日。提案上限額660万円込で公告していた。
 業務は、「御杖村第四次長期総合計画前期基本計画」の計画期間が令和6年度をもって終了することを受け、令和7~11年度を計画期間に同計画及び戦略を策定するもの。担当は政策推進課(電話0745―95―2001)。
 主な業務内容は次のとおり。
▽村の現状把握及び構造の分析=同村や奈良県等の各種計画書等、既存地域資料の主要データを収集・調査分析して将来の見通しを予測するとともに、現況基礎データを収集・整理し、計画策定の基礎とする。
▽村民アンケート調査の実施=アンケートの設計及び集計分析は事業者が行い、アンケート及び封筒の印刷、封入封緘並びに郵送は委託者が行う(村民850人程度を対象)。
▽前期計画の進捗状況の確認=前期計画の施策ごとに達成度を評価するため、同村各課に向けた進捗状況シート調査を実施。シートのフォームの提案や調査結果のとりまとめ等を行い、計画への反映を行うとともに、必要に応じて、各課ヒアリングを実施する。
▽人口ビジョンの改訂=現行での同村における人口ビジョンの推計値と、実績値の乖離等を分析し、最新の人口データに基づき、将来人口を推計する。また、村民アンケート調査等の結果を踏まえ、村の人口変動の要因やその改善に向けた課題を分析・検討し、人口減少の改善に向けて目指すべき将来の方向を提示する。これらを行ったうえで、人口ビジョン素案を作成する。
▽主要課題の整理=これらの結果を踏まえ、同計画の策定に向けたまちづくりの課題について体系別に整理。
▽計画素案策定=同計画の素案を作成し、同村との打合せや御杖村総合計画審議会等での協議・調整を踏まえて補備修正を行う。
▽パブリック・コメントの実施支援=素案の策定段階で行うパブリック・コメントについて、実施に関するアドバイス、意見への対応案を作成し、計画に反映する。
▽審議会等の運営支援=①御杖村総合計画審議会に出席し、運営支援を行う(3回程度開催)②各課から選出された職員で構成される庁内会議での運営支援(3回程度開催)③御杖村まち・ひと・しごと創生総合戦略検証委員会に出席し、運営支援を行う(1回開催)④本計画の素案を村民向けに説明する説明会に出席し、運営支援を行う(4回開催)。
▽計画策定=パブリック・コメントと運営支援により得た意見等を集約し、同計画に反映させたうえで計画書類として取りまとめる。

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