近畿地方整備局奈良国道事務所は、簡易公募型プロポーザル「名阪国道周辺道路網調査業務」について、パシフィックコンサルタンツを評価点１００点満点中９４・０点で特定した。
　２者から参加表明書の提出があり、２者とも参加資格を有すると判断され、技術提案書の提出者として選定された。提出された参加表明書と技術提案書を評価した結果、パシフィックコンサルタンツの提案が他者と比べて総合的に優位であったため、契約することとなった。
　パシフィックコンサルタンツ以外の参加表明書及び技術提案書の提出者は名阪国道周辺道路網調査業務エイト日本技術開発・システム科学研究所設計ＪＶ。
　業務は、名阪国道（天理ＩＣ～針ＩＣ間）において、大規模更新・修繕の観点から現況課題を整理し、優先整備区間の検討や大規模更新・修繕で長時間通行止めとなった場合、府県間を跨ぐ周辺道路網に与える影響課題を整理するもの。また、過年度に検討した名阪国道Ωカーブ区間における計画ルートの再検討を行う。委託期間７年２月２８日。
　主な業務内容は次の通り。①現況課題の整理１式②優先整備区間の検討１式③周辺道路網への影響検討と課題の整理１式④Ωカーブ区間計画ルートの再検討１式⑤関係機関等協議資料作成１式。