一般記事

新所長 「縦だけでなく横」のつながりも

2024.5.14 県土マネジメント部

 県庁勤務が永く、入庁した若い時以来の土木事務所。「縦だけでなく横のつながりも大切に」連携を図り、働きやすい職場へ「コミュニケーションをとり、風通しをよくしたい」とし、若い所員には自ら考えて「自分らしさを出して欲しい」と期待する。
 国道168号香芝王寺道路では「香芝市域の南側で340㍍の6年度内供用を」めざし、国道169号御所高取バイパスは「来月にも用地買収へ向けた地元説明に入りたい」と力強い。天理王寺線長楽工区(河合町)は浸水対策と合わせて用地買収を進める。
損傷度に応じて維持修繕する、山下知事が打ち出したならの道リフレッシュプロジェクト、また、企業立地支援として御所IC周辺産業集積地での御所東高校跡地の造成工事にも取り組む。
 河川は、平成緊急内水対策事業の葛下川調整池と大和高田市から受託した甘田川貯留施設、広陵町の調整池に合わせて改修を行う。「浸水対策が急務。管内の4市4町と協力して推進する」と話す。
 道路・交通環境課時には平城遷都1300年祭の道路における訪問客への情報発信、出向した大阪府では「県庁ではなかなか経験できない」西日本高速道路の新名神高速道路箕面~枚方を担当。どちらも「いろいろな機関との調整があって刺激を受け、いい経験になりました」と振り返る。
 座右の銘は『為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり』(上杉鷹山)と『短気は損気、急がば回れ』。「急がずしっかり着実」に進めることを心掛けている。
 趣味は永く続けている野球で、今年もマスターズ県予選に出場。「2回戦敗退でした」と笑う。ソフトボールでは橿原市の協会に所属。昭和46年10月31日桜井市生まれの52歳。奥様と娘さんと橿原市在住。
 【略歴】平成6年大阪工業大学土木工学科を卒業して県庁へ入庁し吉野土木事務所へ、8年7月五條土木事務所、11年道路建設課、14年宇陀土木事務所、17年技術管理課、20年道路・交通環境課、24年大阪府出向、26年道路建設課、29年企画管理室室長補佐、令和2年道路建設課課長補佐、同年7月道路建設課主幹、5年幹線街路整備事務所長、6年現職。(吹上)

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