一般記事
奈良土木 中町「道の駅」
2023.5.16 県奈良土木事務所
電気・舗装など複数の整備を予定
今年度末事業完了を目指す
奈良県奈良土木事務所は、中町「道の駅」の整備を進めており、今年度、複数の工事を発注する意向で、5月8日に公告されたバスターミナルなどに設置される通路シェルターの整備で本日(18日)に入札参加申込書の提出が締め切られる「中町「道の駅」施設工事」(工事概要、工事延長98㍍、通路シェルター工106㍍。設計はオリエンタルコンサルタンツが担当。)を始めとして、第1四半期中に「擁壁工事」(整備概要、重力式擁壁工13㍍)、「電気工事」(整備概要、照明柱53基、分電盤1基)、第2四半期には、「標識工事」(整備概要、標識工10基)、第3四半期は「舗装工事」(整備概要、舗装工2万平方㍍)を予定している。
中町「道の駅」は天理市の「なら芸術歴史文化村」に続き、県が整備する2箇所目の道の駅となる。公共交通の結節点機能・地域観光のゲートウェイ機能だけでなく、周辺地域の農産物等を取り扱う地域振興機能なども備え、防災機能を併せ持った「防災道の駅」として富雄川沿いを走る県道枚方大和郡山線に面した奈良市中町・石木町に整備される。
主な施設は、建物(4棟)・北東棟(約400平方㍍):トイレ、情報発信施設(道路・観光)・北西棟(約300平方㍍):レンタサイクルスペース等、交流スペース等、カフェ・南棟(約960平方㍍):直売所(農産物・特産品)、レストラン・防災倉庫(約110平方㍍):救援物資の備蓄。駐車場257台(普通車237台(うち身障者用5台)・大型車20台)。バスターミナル。芝生広場(約2700平方㍍、ドッグラン含む)で、令和3年度に造成に取り掛かり、昨年度から建物などの設備の建設に着手した。現在、奈良土木事務所の担当する外構部に先行して建物の工事が進められており、北東棟、南棟は基礎、北西棟は骨組みが立ち上がっている状態で、これらの工事の進行と連携して、外構部の工事も進められてゆく予定で発注の準備を進めている。オープンは今年度末を予定している。