民間情報

奥村・鍛冶田・中尾・三和特定JVで着工 南都銀行新本館建設

2023.3.24 カテゴリ(民間情報)企業

南都銀行(橋本隆史頭取)が奈良市大宮町に建設を進めている「南都銀行新本館建設工事」は、令和6年10月末完成に向けて本格的に着工した。施工は奥村・鍛冶田・中尾・三和特定建設工事共同企業体が、設計監理は三菱地所設計が担当。
現本館は、大正15年に建てたもので、今日まで96年を経過、建物の老朽化が進んだことから新たに本館を建設、デジタル化などに対応した職場環境に刷新する。同行では、新本館を次の100年を見据えた成長の起爆剤にしたい考えだ。
建設地は、同市大宮町4-297-2番地、近鉄新大宮駅に近接する大宮通り沿いの「NTT西日本新大宮ビル」(解体)の跡地。鉄筋コンクリート造7階建て(基礎免震)、延床面積約1万平方㍍。
新本館は令和6年10月完成予定で、竣工に併せ本店営業部を新本館に移転させる。また、大宮支店及びJR奈良駅前支店を本店営業部に移転し、共同店舗化を図る予定だ。現本館は、奈良市の観光の中心地にあることから地域バリューの向上に資するよう、ホテルや商業施設等として利活用を検討している。
(浅田)

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