一般記事

多世代交流と公共施設の拠点化など 第2期天理市地域福祉等計画案

2025.12.9 天理市

天理市は「第2期天理市地域福祉計画・天理市地域福祉活動計画(案)」についてのパブリックコメントを実施する。計画案は市立公民館や市立図書館、市立メディカルセンター、ホームページの他、福祉政策課で閲覧に供する。意見の受付は8年1月9日までで、郵送またはFAX、メール、持参等で受け付ける。提出先は福祉政策課(電話0743―63―1001)。
 同市では、令和3年に「天理市地域福祉計画・地域福祉活動計画(第1期計画)」を策定。個別の保健福祉計画を内包する総合的・包括的な計画として位置付け、地域福祉に関わる取組の実施状況や社会経済情勢、市民のニーズなどを踏まえつつ、地域福祉計画と地域福祉活動計画とを一体的に策定した計画として、福祉の推進を図ってきた。
 今回のパブリックコメントは、第1期計画が令和7年度に終了することから、今後ますます複雑化・多様化していく生活課題に対し適切に対応と市のさらなる地域福祉の推進を目指して第2期計画を策定するもの。
 同計画では、第1期計画の「誰もが地域で安心して暮らし、お互いが支え合い、思いやりと生きがいのあるまち・天理」を基本理念として、こどもから高齢者まで属性や世代、障害の有無に関わらず地域で暮らす全ての人々が互いに支え合い、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるまちの実現を目指す。計画期間は12年度までの5年間。計画の進行管理については、少なくとも年1回、行政による関係所管課で進捗管理を行い計画期間の10年度及び12年度には、天理市地域福祉計画審議会で進捗状況についての点検・評価を行う。重点施策は多様な地域活動の推進と支援、包括的支援体制の充実、地域の絆づくりの場・居場所の構築と交流の推進。このうち地域の絆づくりの場・居場所の構築と交流の推進では、多世代交流と公共施設の拠点化を進め、こども食堂など住民主体の活動で絆を深め、安心の地域共生社会を推進する。

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